議事録AI公開 2026/10/21/ 更新 2026/10/22

AIボイスレコーダーと会議の文字起こしAIの違い:PLAUD・Zoom・Otter.aiは記録できる場面が違う

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この記事の結論

会話をAIで記録する道具は、大きく3種類に分かれます。違いは文字起こしの精度より先に、そもそも記録できる場面にあります。

種類 例 対面の会話 スマホの通話 オンライン会議
会議ツールに組み込まれたAI Zoom のAI機能、Teams の Copilot など 原則対象外(Zoom の My Notes は対応※) 対象外 原則そのツールの会議だけ(※)
会議に参加する文字起こしサービス Otter.ai、Fireflies.ai 主な用途ではない 主な用途ではない 複数の会議ツールに対応
AIボイスレコーダー(専用の録音機) PLAUD(Note Pro / Note / NotePin S / NotePin) 得意 カード型は対応 パソコン用の無料アプリで対応(公式の説明)

※Zoom は、AIメモ機能「My Notes」で Teams・Google Meet の会議や対面の会話もメモにできると公式に説明しています(2026年10月22日確認)。

この記事は各社の公式サイトの公開情報(2026年10月21日に確認)を整理したもので、当サイトで実機・実サービスを使った検証はしていません。

1. 会議ツールに組み込まれたAI

Zoom や Microsoft Teams などの会議ツールには、会議の要約や文字起こしを行うAI機能が組み込まれています。追加の道具を入れずに使えるのが利点で、会議が終わると要約がそのツールの中に残ります。

一方で、基本的に記録できるのはそのツールで開いた会議だけです。社内は Teams、取引先とは Zoom、というように会議ツールが混在すると、記録がばらばらの場所に残ります。

ただし Zoom は例外になりつつあります。公式の製品ページ(2026年10月22日確認)では、AIメモ機能「My Notes」が Teams・Google Meet の会議でもボットを参加させずにメモを取り、モバイルアプリで対面の会話も記録できると説明されています。有料の Workplace プロ以上なら回数無制限、無料のベーシックは月3回です。スマートフォンの通話の記録については、確認した公式ページに説明がありませんでした。

なお、「Zoom AI Companion」という名前は使われなくなり、要約などの機能は有料プランに含まれるAI機能として、上位版は有料のアドオン「ZoomMate」として提供されています。プラン別に使える範囲と料金はZoom AI Companion(ZoomMate)の料金・無料版・違いに整理しました。

2. 会議に参加する文字起こしサービス

Otter.ai や Fireflies.ai は、オンライン会議に記録用の参加者(ボット)として入り、会話を文字起こし・要約するサービスです。会議ツールを問わず記録を1か所に集められるのが強みです。

Otter.ai の公式料金ページ(2026年10月21日確認)では、無料の Basic プランは月300分・1回の会話は30分まで、Pro プランは月1,200分・1回90分までとされています。文字起こしの対応言語には日本語も挙がっています。公式ヘルプ(2026年11月3日確認)によると、日本語は2025年11月に加わった対応言語で、1回の録音で文字起こしできるのは1つの言語だけ、設定やメニューの表示は英語のままです。

詳しくはOtter.aiレビュー、Fireflies.aiレビュー、AI文字起こしツールの比較を参照してください。

3. AIボイスレコーダー(専用の録音機)

PLAUD のような AIボイスレコーダーは、小さな録音機で会話を録り、スマートフォンのアプリ経由でクラウドに送って文字起こし・要約します。会議ツールに依存しないので、対面の打ち合わせ・取材・現場での聞き取りなど、オンライン会議の外の会話を記録できます。

PLAUD の日本公式ストアの説明(2026年10月21日確認)では、次のとおりです。

本体は27,500円〜30,800円(税込)の買い切りです。機種ごとの違いと総額はPLAUDの料金まとめに整理しました。ほかの会社のカード型の録音機(Notta Memo)との違いはNotta MemoとPLAUD Noteの違いで、HiDock・Soundcore Work・オートメモを含めた5社の比較はAIボイスレコーダーの比較で整理しています。

PR|対面の会話や電話も記録したいとき

オンライン会議向けのAIでは、対面の打ち合わせや電話は記録できません。録音機で録ってAIで文字起こし・要約する選択肢として PLAUD NOTE があります。機種と料金は公式ストアで確認できます。

※当サイトでは未検証です。料金・対応環境・最新の条件は公式サイトでご確認ください。

PLAUD NOTE 公式サイト

どれを選ぶか(状況別)

状況 向いている道具
会議はほぼ Zoom だけ。追加の契約を増やしたくない 会議ツールのAI機能
Zoom・Teams・Google Meet が混在し、記録を1か所に集めたい Otter.ai / Fireflies.ai、または Zoom の My Notes
対面の打ち合わせ・取材・現場の聞き取りが多い AIボイスレコーダー
電話での打ち合わせを記録したい カード型のAIボイスレコーダー
オンラインと対面が半々 会議ツールのAI機能 + AIボイスレコーダーの併用、または両方を録れる録音機

迷ったときは、先月の会議を「オンライン」「対面」「電話」に分けて数えてみるのが早道です。オンラインが9割なら録音機は要りません。対面や電話が週に何本もあるなら、オンライン会議向けの道具だけでは記録が欠けます。

どの道具でも共通する注意点

  1. 録音してよい会話かを先に確かめる。 相手に伝えずに録ると、後で信頼を損ねることがあります。PLAUD の公式ストアにも、録音前に参加者へ伝えて同意を得るよう書かれています。考え方はAI議事録の録音同意ガイドにまとめました。
  2. 要約をそのまま配らない。 「決まったこと」と「決まっていないこと」の線引きは、AIの要約だけでは崩れることがあります。配る前に人が確かめてください。
  3. 月の時間の上限を確かめる。 Otter.ai の無料プランも PLAUD の無料プランも、毎月の文字起こし時間に上限があります。週に何時間録るかを先に見積もると、有料プランが要るかどうかが分かります。

よくある質問

Q. Zoom AI Companionと専用のAIレコーダーでは、記録できる会話の範囲はどう違いますか。 Zoom の標準のAI機能(会議の要約など)が対象にするのは、Zoom で開いたオンライン会議です。ただし Zoom の「My Notes」は、Teams・Google Meet の会議や、モバイルアプリでの対面の会話もメモにできると公式に説明されています(2026年10月22日確認)。専用のAIレコーダーは録音機なので、アプリを開かずにボタン1つで対面の会話を録れ、カード型ならスマートフォンの通話も記録できます。オンライン会議が中心なら Zoom 側の機能で足り、電話も残したい、録音機で手早く録りたいならレコーダー、という分け方です。

Q. スマートフォンの録音アプリではだめですか。 対面の会話を録るだけなら、スマートフォンの録音とAI文字起こしサービスの組み合わせでもできます。専用機の利点は、ボタン1つですぐ録り始められること、通話の録音に対応した機種があること、文字起こしと要約までが1つのアプリでつながっていることです。録音する機会が少ないなら、まずスマートフォンで試してから考えても遅くありません。

Q. 文字起こしの精度はどれが高いですか。 公式に共通の基準で比べたデータは無く、話し方・雑音・マイクとの距離で大きく変わります。録音の段階では、話す人とマイクの距離が近いほど有利です。会議室で離れた席の声まで録りたい場合は、マイクが多く録音範囲の広い機種(PLAUD なら Note Pro の最大5m)が向いています。

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