この記事の結論
AIボイスレコーダーは、どれも本体で録音し、アプリ経由でクラウドに送って文字起こし・要約する仕組みです。本体価格は2万〜3万円前後でそれほど変わりません。差が大きいのは、本体を買うと付く無料の文字起こし時間、通話を録れるかどうか、返品の条件です。
| あなたの条件 | 候補 | 理由(公式の記載) |
|---|---|---|
| 月額0円のまま、時間を気にせず使いたい | HiDock P1 / P1 mini | 本体の持ち主は文字起こしと要約が「生涯無料」で、文字起こし時間は無制限と表示。ただし無料のメンバーシップでは話者識別が使えない |
| 月額0円のまま、話者識別も使いたい | Notta Memo / Notta Memo Pro | 無料の「ハードウェアプラン」で毎月600分(機能はプレミアムと同じ範囲)。Soundcore Work の無料の Starter(毎月300分)も、プラン表では話者識別が使える表示 |
| 電話の録音が多い | PLAUD Note / Note Pro、Notta Memo / Memo Pro、HiDock P1 / P1 mini | カード型の2社は通話用の録音モードがある。HiDock は Bluetooth イヤホンでの通話を録る方式。Soundcore Work と PLAUD のピン型(NotePin S / NotePin)は、通話の録音に対応していないと公式に書かれている |
| 1回の録音が長い・充電の回数を減らしたい | Plaud Note Pro、Notta Memo Pro | 連続録音は Note Pro が最大50時間(長時間駆動モード)、Notta Memo Pro が最大50時間(Bluetooth未接続時) |
| 身につけて録りたい・軽さを重視する | Soundcore Work、PLAUD NotePin S / NotePin | Soundcore Work はマイク本体が約10g、NotePin S は17.4g(マグネットピンなし) |
| 日本の会社のものがいい | オートメモ(ソースネクスト) | 販売元のソースネクスト株式会社は東京都千代田区の会社。ただし「日本製」と書かれた公式の記載は、どの製品でも見つからなかった |
| 開封した後でも返品できる安心がほしい | PLAUD(公式ストア)、オートメモ | PLAUD は受け取りから30日以内なら理由を問わず全額返金(付属品・箱がそろっていること)。オートメモは購入後30日以内なら本体代金を100%返金する「満足保証」がある。Notta は未開封・未使用のみ |
この記事の価格・仕様・条件は、各社の日本の公式ストア・製品ページ・料金ページ・ヘルプの表示を2026年11月3日に確認したものです。PLAUD は jp.plaud.ai、Notta は shop.notta.ai/ja-jp と support.notta.ai、HiDock は jp.hidock.com、Soundcore Work は ankerjapan.com、オートメモは automemo.com を見ています。当サイトで実機を使った検証はしていません。録音の聞き取りやすさや文字起こしの精度は測っていないため、音質や精度で順位は付けていません。
比較表(本体)
価格は各社の公式ストアの表示(税込)です。セールで変わることがあります。
| 機種 | 本体価格 | 形 | 重さ | 連続録音 | 本体の保存容量 | 通話の録音 | 文字起こしの対応言語 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Plaud Note Pro | 30,800円 | カード型 | 30g | 最大30時間(長時間駆動モードで最大50時間) | 64GB | 通話と対面を自動で切り替え | 112言語 |
| Plaud Note | 27,500円 | カード型 | 30g | 最大30時間 | 64GB | 通話と対面を手動で切り替え | 112言語 |
| Plaud NotePin S | 28,600円 | ピン型 | 17.4g(マグネットピンなし) | 最長20時間 | 64GB | 対面録音モードのみ | 112言語 |
| Plaud NotePin | 27,500円 | ピン型 | 16.6g(マグネットピンなし) | 最長20時間 | 64GB | 対面録音モードのみ | 112言語 |
| Notta Memo Pro | 29,700円 | カード型 | 30g | Bluetooth接続時45時間、未接続時50時間(1回の録音は最長5時間) | 64GB | 通話と対面を自動で識別 | 58言語 |
| Notta Memo | 23,500円(確認日はセール価格19,800円) | カード型 | 28g | 約30時間 | 32GB | 通話と対面をスイッチで手動切り替え | 58言語 |
| HiDock P1 | 29,800円(商品ページには通常価格31,800円の表示もあり) | 棒状(126×38×15.8mm) | 72g | 確認したページに記載なし(電池は600mAh) | 1,000時間分 | Bluetooth イヤホンを使った通話を録る(BlueCatch) | 75言語 |
| HiDock P1 mini | 21,800円(確認日はカートで18,800円になる特別セールの表示) | スマートフォンに差し込む小型 | 12g | 確認したページに記載なし | 32GB | Bluetooth イヤホンを使った通話を録る(BlueCatch) | 75言語 |
| Anker Soundcore Work | 64GB 26,990円 / 8GB 24,990円(8GBは確認日に売り切れ表示) | 身につけるマイク+カード型の充電ケース | マイク約10g、ケース込み約48g | マイク単体で最大8時間、ケース込みで最大32時間 | 8GB / 64GB | 対応していない | 150以上 |
| オートメモ S(ソースネクスト) | 19,800円 | 画面付きの縦長(92×54×12mm) | 約88g | 録音時約16時間 | 16GB | 確認したページに通話用モードの記載なし | 72言語 |
- PLAUD の通話の録り方:公式ストアの説明では、通話録音は本体の VPU センサーでスマートフォンからの音声を拾うため、カード型の本体をマグネットケースでスマートフォンの背面に付けて使います。比較ページでは、NotePin S と NotePin は「対面録音モードのみ」です。
- HiDock の通話の録り方:P1 は USB-C でパソコンにつなぎ、Bluetooth でイヤホンとつながって、通話の双方向の音声を同時に録ると説明されています。P1 mini はスマートフォンに差し込み、アプリで Bluetooth イヤホンとペアリングして使う形です。対応するスマートフォンは iPhone 15 以降と OTG 機能のある Android とされ、P1 mini はノートパソコンでは使えないと FAQ に書かれています。
- Soundcore Work:製品ページの FAQ に「通話録音には対応しておりません」と書かれています。集音は半径5m程度、2〜3人での打合せに向くとされています。
- オートメモ S:オートメモのもう一つの機種「オートメモ R」(13,860円・約68g・録音時約12時間)が製品ページに載っていますが、確認日の購入ページに並んでいたのはオートメモ S(19,800円)と、画面のないスティック型の「オートメモ」(9,900円)でした。
HiDock には、パソコンの横に置くドッキングステーション型の H1・H1E・H1 Lite もありますが、持ち歩いて使う録音機ではないため、この記事では比べていません。
比較表(無料枠と有料プラン)
| メーカー | 本体を買うと付く無料の枠 | 主な有料プラン(税込) | 時間だけの追加 |
|---|---|---|---|
| PLAUD | Starter:毎月300分 | Pro:年額16,800円(月1,200分)、Unlimited:年額40,000円(無制限・1日最大24時間) | 文字起こしパッケージ:600分2,000円、3,000分10,000円、6,000分15,000円 |
| Notta | ハードウェアプラン:毎月600分(商品ページの表記は「永久無料」) | プレミアム:月払い1,980円 / 年払い14,220円(月1,800分)、ビジネス:月払い4,180円 / 年払い30,096円(無制限・1アカウント) | Notta Memo Pro の商品ページでは「文字起こしの時間だけを買い足すことはできません」 |
| HiDock | メンバーシップ(無料):文字起こし時間は無制限。話者識別なし、要約テンプレートは8種類以上、書き出しは .txt のみ | プロメンバーシップ(従量制):1,880円 / 1,200分、17,580円 / 12,000分。使い放題プロ:28,800円 / 1年間 | プロメンバーシップ自体が使った分だけ払う形 |
| Soundcore Work | Starter:毎月300分 | Pro:月額都度払い2,680円 / 年額15,980円(月1,200分)、Unlimited:年額38,980円(無制限・1日最大24時間) | 文字起こしパッケージ:120分480円、600分1,480円、3,000分7,980円、6,000分13,980円 |
| オートメモ | お試しプラン:毎月1時間 | プレミアム:月1,480円(初月無料) / 年14,800円(月30時間) | 文字起こし10時間1,980円、50時間9,900円(有効期限180日) |
- HiDock の無料枠:HiNotes のページには「HiDockデバイスの所有者は生涯無料の文字起こしサービスをご利用いただけます」とあり、比較表では無料のメンバーシップでも文字起こし時間は「無制限」です。一方で、話者識別・要約テンプレートのカスタマイズ・要約の翻訳・Word や PDF での書き出しはプロメンバーシップの機能です。P1 と P1 mini の商品ページには、リアルタイム翻訳を含む「アドバンスト機能」を毎月300分無料で使えるとも書かれています。なお、プロメンバーシップの12,000分は公式ページで「1,2000分」と表記されていました。
- Soundcore Work のプラン:Soundcore アプリ内の課金(App Store・Google Play)による自動更新のサブスクリプションで、解約は各更新日の1日前までに各ストアで行うと書かれています。Pro の「月額あたり1,332円」は年額一括払いの月割りです。
- Notta の有料プランと本体の組み合わせ:Notta の公式ヘルプでは、プレミアムのワークスペースのオーナーが本体を登録すると600分が加算され、毎月合計2,400分になると書かれています。Notta Memo Pro には「プレミアムプラン1年付き」(41,800円)と「ビジネスプラン1年付き」(56,100円)のセットもあります。
- オートメモのお試しプラン:無料のお試しプランは、データの閲覧期間が7日間です。ただし料金ページでは、専用ボイスレコーダーを登録している人はお試しプランでも無期限で閲覧できるとされています。
Notta の料金の詳しい内訳はNottaの料金まとめ、PLAUD はPLAUDの料金まとめに整理しています。
1年目・2年目の総額(試算)
本体の通常価格とプラン料金を足した金額です(税込・2026年11月3日の表示で計算。セールやセット割引は含めていません)。「月の時間」はプランに含まれる文字起こし時間です。
| 組み合わせ | 月の時間 | 1年目 | 2年目以降(毎年) |
|---|---|---|---|
| HiDock P1 mini + 無料のメンバーシップ | 無制限(話者識別なし) | 21,800円 | 0円 |
| Notta Memo + ハードウェアプラン | 600分 | 23,500円 | 0円 |
| Soundcore Work(64GB) + Starter | 300分 | 26,990円 | 0円 |
| Plaud Note + Starter | 300分 | 27,500円 | 0円 |
| HiDock P1 + 無料のメンバーシップ | 無制限(話者識別なし) | 29,800円 | 0円 |
| Notta Memo Pro + ハードウェアプラン | 600分 | 29,700円 | 0円 |
| オートメモ S + プレミアム(年払い) | 30時間(1,800分) | 34,600円 | 14,800円 |
| Notta Memo + プレミアム(年払い) | 1,800分 | 37,720円 | 14,220円 |
| Soundcore Work(64GB) + Pro(年額) | 1,200分 | 42,970円 | 15,980円 |
| Plaud Note + Pro | 1,200分 | 44,300円 | 16,800円 |
| HiDock P1 mini + 使い放題プロ | 無制限 | 50,600円 | 28,800円 |
| Notta Memo + ビジネス(年払い・1アカウント) | 無制限 | 53,596円 | 30,096円 |
| Soundcore Work(64GB) + Unlimited | 無制限(1日最大24時間) | 65,970円 | 38,980円 |
| Plaud Note + Unlimited | 無制限(1日最大24時間) | 67,500円 | 40,000円 |
HiDock P1 は、確認日の価格(29,800円)で計算しています。オートメモ S のお試しプラン(毎月1時間)のまま使う場合は、1年目19,800円・2年目以降0円です。
「買い切り」「サブスクなし」で使えるか
「買い切り」「サブスクなし」で探す場合、気をつけたいのは、本体の中だけで文字起こしするAIボイスレコーダーは、今回確認した中には見当たらなかったことです。どの製品も、文字起こしと要約はインターネット経由のクラウドで行います(Soundcore Work の FAQ には「録音機能はオフラインでもご使用いただけます。文字起こしや要約等の機能をご利用いただくために、インターネット接続が必要です」とあります)。
そのうえで「月額料金を払わずに使えるか」で分けると、次のようになります。
| 製品 | 月額0円で使える範囲 | 期間についての公式の記載 |
|---|---|---|
| HiDock P1 / P1 mini | 文字起こし時間は無制限。話者識別や Word・PDF での書き出しは有料 | 「生涯無料」 |
| Notta Memo / Memo Pro | 毎月600分。機能はプレミアムと同じ範囲だが、AI要約は月100回などの回数上限あり | 商品ページは「永久無料」。公式ヘルプでは、本体の登録を解除した場合などに失効するとされる |
| PLAUD 全機種 | 毎月300分 | 本体購入の特典として案内。期間の定めは確認したページに見当たらなかった |
| Soundcore Work | 毎月300分 | 「無料特典」と案内。期間の定めは確認したページに見当たらなかった |
| オートメモ | 毎月1時間 | お試しプランとして案内 |
どの会社も、無料の枠の条件を将来変える可能性はあります。「ずっと0円」を前提に選ぶなら、規約の変更で有料プランが必要になった場合の費用(上の総額表)も見ておくと安心です。
なお、オートメモと同じソースネクストは、パソコンの中だけで文字起こしする Windows 用ソフト「RecText AI」(9,980円・買い切り)も販売しています。公式の比較表では、対応言語は日本語と英語の2言語で、話者分離と AI 要約には対応していません。録音機ではなく、録音した音声ファイルを手元のパソコンで文字にするソフトです。
日本製はあるか
今回確認した公式ページの中に、本体を日本で製造している(日本製)と書かれたものは見つかりませんでした。 製造国そのものの記載も、確認したページにはありませんでした。
「日本の会社が作っている・売っている」という意味で探すなら、次のとおりです(各社の特定商取引法に基づく表示・会社概要の記載)。
| 製品 | 公式ストアの販売事業者 |
|---|---|
| オートメモ | ソースネクスト株式会社(東京都千代田区。東京証券取引所プライム市場に上場) |
| PLAUD | PLAUD株式会社(東京都渋谷区) |
| Notta Memo | Notta株式会社(東京都千代田区) |
| Soundcore Work | アンカー・ジャパン株式会社 |
| HiDock | SUGR TECHNOLOGY HONG KONG LIMITED(香港) |
オートメモは、ソースネクストが自社の文字起こしAI「AutoMemo(オートメモ)」の専用端末として販売している製品です。PLAUD・Notta・Anker は日本法人が販売していますが、販売している会社が日本法人であることと、製品が日本で作られていることは別の話です。日本の会社の製品にこだわる理由が「データの保存先」なら、そちらを直接確かめる方が確実です。公式ページの記載では、Notta Memo Pro は録音と文字起こしを日本(東京リージョン)のサーバーに保存するとされ、Soundcore Work は「現在、すべてのSoundcoreユーザーのデータは米国を拠点とするデータセンターに保存されています」と書かれています。
PR|価格と在庫は公式ストアで確認できます
PLAUD はカード型2機種とピン型2機種があり、本体と年間プランのセット販売もあります。セール中は価格が変わることがあるので、購入前に PLAUD NOTE 公式ストア で最新の表示を確かめてください。
※当サイトでは未検証です。料金・対応環境・最新の条件は公式サイトでご確認ください。
PLAUD NOTE 公式サイト機種ごとの特徴
PLAUD(Note Pro / Note / NotePin S / NotePin)
カード型2機種とピン型2機種があり、どの機種も保存容量は64GB、文字起こしは112言語に対応しています。プランの内容は機種で変わりません。カード型はマグネットケースでスマートフォンの背面に付けて通話を録れ、上位の Note Pro は通話と対面を自動で切り替え、マイクが4基で録音範囲は最大5mです。ピン型は身につけて使う代わりに、対面の録音だけに対応しています。公式ストアの返品条件がこの中で最も広いのも特徴です。機種ごとの違いと買う場所による返品の違いはPLAUDの料金まとめにまとめました。
Notta Memo / Notta Memo Pro
カード型の録音機で、無料の文字起こし時間が毎月600分と、PLAUD と Soundcore Work の倍あります。Notta Memo Pro は、64GB・最大収音距離8m・通話と対面の自動識別・USB Type-C 端子に加え、録音を本体のチップで暗号化し、設定した Wi-Fi に戻ると自動でアップロードすると説明されています。Notta Memo は2万円台前半と安く、確認日はセール価格でした。PLAUD Note との詳しい比較はNotta MemoとPLAUD Noteの違いにあります。
HiDock P1 / P1 mini
本体を持っていれば、文字起こしと要約を時間の上限なしで無料で使えるとしているのが、ほかの製品との一番の違いです。その代わり、無料のままでは話者識別が使えません。会議の参加者が多く「誰が言ったか」を残したい場合は、プロメンバーシップ(従量制)か使い放題プロ(年28,800円)が必要になります。録り方も独特で、Bluetooth イヤホンをつけたまま通話やオンライン会議を録る「BlueCatch」という方式です。P1 は通話モード・対面モード・呟きモードの3つ、P1 mini は通話モードと対面モードの2つの録音モードがあります。カード型ではなく、P1 は72gの棒状、P1 mini はスマートフォンに差し込む12gの小型です。
Anker Soundcore Work
取り外せる約10gのマイクを襟元・首元・スマートフォンに付けて使う形で、カード型の充電ケースと組み合わせて最大32時間録音できます。対応言語は150以上と、この中で最も多く書かれています。一方で、通話の録音には対応していません。料金体系は PLAUD とよく似ていて(無料300分、1,200分のPro、無制限のUnlimited)、年額は Pro・Unlimited とも PLAUD より少し安い表示です。Pro は月額都度払い(2,680円)も選べます。
オートメモ S(ソースネクスト)
日本の会社が販売しているAIボイスレコーダーで、本体に2.83インチの画面があり、文字起こしの結果を本体で確認できます。録音した音声は Wi-Fi でクラウドに送られ、保存の件数や期間に制限はないとされています。無料の枠は毎月1時間と少なく、続けて使うならプレミアム(月1,480円 / 年14,800円・月30時間)が前提になります。机に置いて使う形で、重さは約88gです。
よく比べられる組み合わせ
HiDock と PLAUD
- 月額0円で長く録るなら HiDock。 PLAUD の無料枠は毎月300分で、それを超えると年額のプランかパッケージが要ります。HiDock は無料でも文字起こし時間が無制限です
- 話者識別に注意。 HiDock は無料のメンバーシップでは話者識別が使えません。PLAUD の公式ページは「話者ラベル」を機能として紹介していますが、無料の Starter で使えるかどうかは、今回確認したページでは確かめられませんでした。気になる場合は購入前に PLAUD のプラン表で確かめてください
- 通話の録り方が違う。 PLAUD のカード型はスマートフォンの背面に付けて録ります。HiDock は Bluetooth イヤホンでの通話を録る方式です
- 返品:PLAUD の公式ストアは受け取りから30日以内なら理由を問わず全額返金(元の状態で付属品がそろっていること)。HiDock の公式ストアも30日以内のお客様都合の返品を受け付けますが、「設置跡や使用痕跡のない良好な状態」が条件です
Soundcore Work と PLAUD
- 無料枠はどちらも毎月300分、有料プランの時間(1,200分 / 無制限)も同じです。年額は Soundcore Work の方が Pro で820円、Unlimited で1,020円安い表示です
- 通話を録るなら PLAUD のカード型。 Soundcore Work は通話の録音に対応していません
- 身につける軽さなら Soundcore Work。 マイク本体は約10gで、PLAUD のピン型(16.6〜17.4g)より軽い表示です。ただしマイク単体の連続録音は最大8時間で、PLAUD のピン型(最長20時間)より短く、長く録るには充電ケースと組み合わせます
- 月払い:Soundcore Work の Pro は月額都度払いがあります。PLAUD の Pro・Unlimited は、公式ストアでは年額で販売されています
Notta Memo と PLAUD
- 無料のまま長く録るなら Notta Memo(毎月600分。PLAUD は300分)
- 本体価格を抑えるなら Notta Memo(通常価格23,500円。PLAUD Note は27,500円)
- 言語数・保存容量なら PLAUD Note(112言語・64GB。Notta Memo は58言語・32GB)
- 開封後の返品なら PLAUD。 Notta の公式ストアのお客様都合の返金は、未開封・未使用に限られます
詳しい比較はNotta MemoとPLAUD Noteの違いにまとめています。
返品・保証
いずれも各社の公式ストアで買った場合の条件です。Amazon や楽天など、ほかの販売店で買った場合は購入先の条件になります(PLAUD と HiDock は返品・保証の規定に、Anker は保証規約に明記)。
| 製品 | お客様都合の返品 | 返送料(お客様都合) | 製品保証 |
|---|---|---|---|
| PLAUD(jp.plaud.ai) | 受け取りから30日以内なら理由を問わず全額返金。元の状態で、付属品・説明書・箱がそろっていること | お客様負担(製品の不具合以外) | 12か月 |
| Notta Memo / Memo Pro(shop.notta.ai) | 到着後30日以内、未開封・未使用のみ | お客様負担 | 12か月 |
| HiDock(jp.hidock.com) | 到着後30日以内。設置跡や使用痕跡のない良好な状態で、付属品と元の箱がそろっていること | お客様負担 | 18ヶ月 |
| Soundcore Work(ankerjapan.com) | 「30日間の返品返金保証」と表示。開封後に使えるかなどの細かい条件は、確認したページには見つからなかった | 確認したページには記載なし | 18ヶ月(公式オンラインストア会員は24ヶ月まで自動延長。一部製品を除くとされる) |
| オートメモ R / S(ソースネクスト) | 「満足保証」:購入後30日以内なら本体代金を100%返金。箱・付属品を含む一式の返送が必要で、文字起こしプランは対象外 | お客様負担(送料元払い) | 確認したページに期間の記載なし(有料の延長保証は3年) |
- PLAUD は、人為的な破損や付属品の欠品があると返金額の一部が差し引かれる場合があるとしています。
- HiDock の保証ポリシーは、jp.hidock.com で買った製品にだけ適用されると書かれています。
- Anker の保証規約では、Anker か正規取扱店が販売者として書かれた購入証明がある製品が対象で、ほかの販売店や出品者から買った場合は対象外とされています。
- オートメモ は、日本国内に住み、日本国内に連絡先がある人が対象で、返金は返送品の到着を確認してから約1か月とされています。オートメモ S には、自然故障や水没などを対象にした有料の延長保証(3年・2,970円)もあります。
- Notta の商品ページには「2年間安心保証」という表示もありましたが、同じページの比較表と公式ヘルプでは12か月と書かれていて、表記がそろっていませんでした。
選び方
- オンライン会議が中心なら、録音機は要らないかもしれません。 Zoom や Teams の会議なら、会議ツール側の文字起こし機能で足りる場合があります。AIボイスレコーダーが向くのは、対面の打ち合わせや電話など、オンライン会議の外の会話です。違いはAIボイスレコーダーと会議の文字起こしAIの違いに、ソフトだけで使う文字起こしサービスはAI文字起こしツールの比較にまとめています。
- 電話を録るかどうかで、候補が半分に絞れます。 録るなら、PLAUD のカード型・Notta Memo・HiDock。録らないなら、Soundcore Work や PLAUD のピン型も候補に入ります。
- 先月の会議時間を数えて、月の録音時間を見積もります。 1時間の会議が月5本(300分)以内なら、どの製品も無料の枠で収まります(オートメモを除く)。月10本(600分)以内なら Notta Memo か HiDock、それ以上を毎月録るなら、有料プランを含めた総額で比べてください。
- 話者の識別が要るか。 複数人の会議で「誰が言ったか」を残したいなら、HiDock は有料のメンバーシップが必要です。
- 返品の条件を確かめてから買います。 開封後でも返品できるのは PLAUD の公式ストアとオートメモの満足保証で、Notta は未開封のみ、HiDock は使用痕跡がないことが条件です。
録音の同意について
どの機種を選んでも、録音の前に相手へ伝えて同意を得るのが基本です。Soundcore Work の製品ページにも「録音の際は相手の同意を取得し、プライバシーと法令を遵守してください」と書かれています。電話の録音や、身につけたまま録る使い方は、相手が録音に気づきにくい分、先に一言伝えておくことが大切です。社内ルールや取引先との取り決めも確認してください。考え方はAI議事録の録音同意ガイドで整理しています。
よくある質問
Q. サブスクなしで使えるAIボイスレコーダーはどれですか。 月額料金を払わずに使い続けられるのは、今回比べた中では全製品です(無料の枠の範囲で)。時間の上限なしで無料なのは HiDock(話者識別は有料)、上限ありで多いのは Notta Memo / Memo Pro(毎月600分)、PLAUD と Soundcore Work は毎月300分、オートメモは毎月1時間です。ただし、どれも文字起こしはクラウドで行うため、インターネット接続とアカウントは必要です。
Q. 本体の中だけで文字起こしできる(オフラインの)機種はありますか。 今回確認した公式ページには見当たりませんでした。オフラインで録音はできても、文字起こしと要約はクラウドで行う仕組みです。パソコンの中だけで文字起こしするものとしては、ソースネクストの Windows 用ソフト「RecText AI」(9,980円)がありますが、録音機ではなく、対応言語は日本語と英語の2言語です。
Q. 日本製のAIボイスレコーダーはありますか。 確認した公式ページには、「日本製」と書かれた製品は見つかりませんでした。日本の会社の製品という意味では、ソースネクスト(東京都千代田区)のオートメモがあります。PLAUD・Notta・Anker は日本法人が販売していますが、製造国は確認したページには書かれていませんでした。
Q. HiDock は本当にずっと無料で文字起こしできますか。 公式の HiNotes のページには「HiDockデバイスの所有者は生涯無料の文字起こしサービスをご利用いただけます」と書かれ、無料のメンバーシップの文字起こし時間は「無制限」です。ただし話者識別・Word や PDF での書き出し・テンプレートのカスタマイズはプロメンバーシップ(従量制または年28,800円)の機能です。将来の条件変更の可能性は、ほかの製品と同じく残ります。
Q. 通話の録音に対応していないのはどれですか。 Anker Soundcore Work は、製品ページの FAQ で「通話録音には対応しておりません」とされています。PLAUD のピン型(NotePin S / NotePin)も、公式の比較ページで「対面録音モードのみ」です。通話を録るなら、PLAUD のカード型(Note Pro / Note)、Notta Memo / Memo Pro、Bluetooth イヤホンでの通話を録る HiDock P1 / P1 mini が候補です。
Q. 一番安く始められるのはどれですか。 通常価格で比べると、本体はオートメモ S(19,800円)と HiDock P1 mini(21,800円)が安く、Notta Memo(23,500円)が続きます。オートメモは無料の枠が毎月1時間なので、月に何時間も録るなら年14,800円のプレミアムを足した総額で考える必要があります。セールで順番が入れ替わることもあるため、買う直前に各社の公式ストアを確かめてください。
Q. 文字起こしの精度や音質はどれが良いですか。 当サイトでは実機を使った検証をしておらず、共通の条件で比べた公式のデータもないため、精度や音質で順位は付けていません。公式に書かれている違いは、マイクの数(Plaud Note Pro は4基など)と収音距離(Notta Memo Pro は最大8m、Plaud Note Pro・Soundcore Work・オートメモは5m前後)です。話す人とマイクの距離が近いほど録りやすい、という点はどの製品でも同じです。