この記事の結論
VideoProc Converter AI(旧名:VideoProc)は、動画の変換・圧縮・簡単な編集・画面録画に、AIによる高画質化などを加えたパソコン用ソフトです。動画編集ソフトの代わりというより、「形式が合わない」「容量が大きすぎる」「画質が粗い」といった下ごしらえの困りごとをまとめて片付ける道具です。
- 無料版に期間の期限はないが、変換・圧縮は5分未満の動画まで、AI機能は透かしなしで5本(写真は5枚)まで、画面録画は透かし入り、ダウンロードは10本・1080p未満まで、という制限がある(公式の比較表)。5分未満の動画なら、1080pや4Kでの書き出しも無料版でできる。
- 有料版は、**年間プラン(パソコン3台・1年目5,280円)と買い切りの永久ライセンス(パソコン1台・7,880円)**の2種類(2026年11月3日の公式購入ページの表示・税込)。
- 販売元は Digiarty Software(2006年設立)。返金保証は30日間だが、不具合が解決できない場合など条件付きで、「気が変わった」だけでは対象外と公式の返金ポリシーに書かれている。
- 動画のダウンロードやDVDの変換の機能もあるが、使ってよい範囲は法律と各サイトの規約で決まる。この点は後で詳しく書きます。
この記事は公式サイト(jp.videoproc.com)の記載を2026年10月21日に確認して整理し、料金・無料版の制限・返金条件・販売元の情報は2026年11月3日に再確認したものです。当サイトでソフトを使った検証はしていません。
できること
公式サイトで紹介されている主な機能です。
| 分野 | 主な機能(公式サイトの説明の要旨) |
|---|---|
| AI機能 | 動画の高画質化(解像度の拡大)、写真の高画質化(最大4倍)、フレーム補間(30fpsの動画を60fpsに、など)、手ぶれ補正、雑音の除去、ボーカルと伴奏の分離 |
| 動画変換 | 多くの動画・音声形式の相互変換 |
| 動画圧縮 | 画質をなるべく保ったままファイルを小さくする |
| 編集 | テキスト・トランジション・フィルター・速度変更などの簡単な編集 |
| 画面録画 | パソコンの画面を録画する |
| その他 | 動画のダウンロード、DVDの変換(使える範囲に注意。後述) |
向いている場面
- 撮影した動画が重すぎて、メールやチャットで送れない、アップロードに時間がかかる
- 納品先から指定された形式に変換する必要がある
- 古い動画や暗い場所で撮った動画を、見やすく整えたい
- 手ぶれのある動画を少し落ち着かせたい
本格的なテロップ入れや複数トラックの編集が中心なら、編集ソフトの方が向いています。編集ソフトとの組み合わせ方はCapCutレビューやAI動画ツールの比較も参考にしてください。
無料版でどこまで使える?制限の一覧
公式の購入ページにある「有料版VS無料版」の表(日本語版・英語版、2026年11月3日確認)を、機能ごとにまとめました。
要点:無料版に使える期間の期限は書かれていません。制限は「長さ」「本数」「透かし」の3種類です。
- 変換・圧縮・編集:どれも**5分未満の動画(ファイル)**まで。日本語版の表では「五分間制限」、英語版の表では「File < 5 min」と書かれています
- AI機能:透かしなしで書き出せるのは5本(写真は5枚)まで
- 画面録画:録画した動画に透かしが入る
- 動画のダウンロード:10本まで。保存するときに選べる解像度は1080p未満
機能ごとの制限(公式の比較表より)
| 分野 | 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|---|
| AI機能 | 動画の高画質化・フレーム補間・手ぶれ補正 | 透かしなしの書き出しは各5本まで | 制限なし |
| AI機能 | 写真の高画質化(最大4倍) | 透かしなしの書き出しは5枚まで | 制限なし |
| AI機能 | 雑音の除去・ボーカルと伴奏の分離 | 動画は透かしなし5本まで、音声は5分まで | 制限なし |
| 動画変換 | 形式・コーデックの変換、4K MP4・4K HEVCなどへの出力、動画から音声(MP3など)の取り出し | 五分間制限(5分未満のファイル) | 制限なし |
| 動画圧縮 | サイズの指定、ビットレート・解像度・フレームレートの調整 | 五分間制限(5分未満のファイル) | 制限なし |
| 編集 | カット・結合・回転・速度変更、色の調整、字幕・テキストの追加など | 5分未満のファイル(英語版の表) | 制限なし |
| 画面録画 | 画面・Webカメラ・音声の録画、ピクチャインピクチャ、グリーンバック | 透かしあり | 透かしなし |
| ダウンロード | 対応サイト | 10以上 | 1000以上 |
| ダウンロード | 保存できる本数 | 10本まで(M3U8形式は3回まで) | 制限なし |
| ダウンロード | 保存時に選べる解像度 | 1080p未満 | 制限なし |
よく調べられている点
- 1920×1080(1080p)は無料版で扱える?:比較表で「1080p未満」とされているのは、ダウンロード機能で保存するときの解像度です。変換・圧縮の欄には解像度の制限はなく、「4K MP4などへの出力」も含めて「5分未満」という長さの制限が書かれています。つまり表を読む限り、5分未満の動画なら、無料版でも1080pや4Kで書き出せることになります。
- 5分を超える動画はどうなる?:無料版の制限が「5分未満のファイル」であることは公式の表に書かれていますが、5分を超える動画を入れたときに最初の5分だけが書き出されるのか、まったく処理できないのかは、確認したページには書かれていませんでした。長い動画で試す場合は、編集ソフトなどで5分未満に切り出したものを使うと、制限に当たらずに仕上がりを見られます。
- 透かしは消せる?:AI機能は5本を超えると、画面録画は最初から、書き出した動画に透かしが入ります。透かしをなくすには有料版(年間プランか永久ライセンス)への切り替えが必要です。公式の購入ページのFAQでは、購入後にソフトの登録画面でメールアドレスとライセンスコードを入力すると、体験版から製品版に切り替わると案内されています。
まず無料版で、手持ちの動画を5分未満に切って1〜2本通してみて、仕上がりと処理時間を確かめてから有料版を考えるのが無駄のない順番です。
買い切り(永久ライセンス)と年間版の違い
有料版は「年間プラン」と、買い切りの「永久ライセンス」の2種類です。2026年11月3日に公式購入ページ(jp.videoproc.com/buy.htm)で確認した表示をまとめました(税込)。WindowsとMacは同じページのタブで切り替える作りで、表示価格は同じです。
| 年間プラン | 永久ライセンス(買い切り) | |
|---|---|---|
| 価格 | 1年目 5,280円 | 7,880円(10,880円からの割引として表示) |
| 2年目以降 | 5,480円(購入から1年後に自動更新) | なし(買い切り) |
| 使えるパソコン | 最大3台 | 1台 |
| ソフトの更新 | 1年間は無料 | 無料(公式の表記は「生涯までの無料更新」) |
| 技術サポート | 1年間 | 「優先の技術サポート」と表記 |
| 返金保証 | 30日間(条件付き。次の節で説明) | 30日間(同じ) |
- 2年以上使うつもりで、パソコンが1台なら永久ライセンスの方が合計は安くなります(年間プランは2年で10,760円)。
- パソコンを2〜3台で使う、または1年だけ使うなら年間プランが合います。
- 年間プランは自動更新です。購入ページには、購入から1年(365日)後に自動で契約が更新され、続けない場合は決済代行会社(2Checkout)の「自動購入停止」の案内ページから手続きできると書かれています。
- 永久ライセンスはパソコン1台用ですが、公式FAQでは、パソコンを買い替えるときは古いパソコンで登録を解除(ライセンス削除)すれば新しいパソコンで使い続けられる、と案内されています。解除せずにアンインストールして台数を超えるとライセンスコードが使えなくなる、とも書かれています。
- 「生涯までの無料更新」がどこまでのバージョンを指すのか、具体的な定義は確認したページには見当たりませんでした。
- 公式FAQのライセンスの項目には「一年間ライセンスはパソコン一台でしか利用できません」という記載も残っていて、購入ページの「年間プラン 3台」と食い違っています。台数が大事な人は、購入画面の表示を確かめるか、公式の窓口に問い合わせてください。
- 公式購入ページは期間限定のキャンペーン価格やセット販売を出していることが多く、時期によって金額が変わります。購入前に最新の表示を確認してください。
VideoProcは安全?販売元・返金条件・入手先
「VideoProc 危険性」「安全性」と調べる人が気にするのは、だいたい次の3つです。誰が作って売っているのか、どこから入手すればよいか、合わなかったら返金されるのか。 当サイトはソフトを動かした検証をしていないので、「安全です」「危険です」とは言えません。ここでは、公式サイトに書いてあることと、書いていないことを分けて整理します(2026年11月3日確認)。
販売元
- 公式の会社概要によると、VideoProc は Digiarty Software, Inc. が運営する製品で、会社の設立は2006年6月22日です。
- 特定商取引法に基づく表記では、販売業者は Chengdu Digiarty Software, Inc.(所在地は中国・四川省成都市)で、代表者名・電話番号・日本語のメール窓口・営業時間(平日11時〜19時)が記載されています。問い合わせはメールのみの対応と書かれています。
- 支払いは決済代行会社の2Checkout(Verifone)が扱う、と購入ページとFAQに書かれています。購入ボタンを押すと、決済代行会社の注文画面に移ります。
入手先
- 無料版も製品版も、公式サイト(jp.videoproc.com)からダウンロードできます。購入後のライセンスコードはメールで届き、無料版に入力すると製品版に切り替わる仕組みです。
- 公式の返金ポリシーには「公式サイトと公認されたリセラー(販売店)からの購入を勧める」「Amazon、eBayでの販売は公認していない」と書かれています。公式以外の通販サイトで売られているライセンスや、公式以外の配布サイトにあるインストーラーは、販売元が公認していない経路です。返金ポリシーの対象になるかも分からないので、公式サイトから入手するのが確実です。
返金条件
購入ページには「30日間の返金保証」とありますが、日本語の返金ポリシーを読むと、どんな理由でも返金されるわけではありません。
| 返金される場合(公式の返金ポリシーより) | 返金されない場合(同) |
|---|---|
| エラーやバグで正常に動作せず、サポートが解決策や一時的な対処を出せないとき | 理由を詳しく説明せず「気が変わった」「好きではない」とだけ伝えたとき |
| 同じ製品を二重に買ったとき(1つを返金、または別製品と交換) | 製品の説明を読まずに買い、機能や結果に不満があるとき(機種が対応していない場合など。期間内なら正しい製品への交換は可) |
| 数量を間違えたとき(差額を返金、または交換) | 操作の誤りや、パソコン・ドライブなど使う側の環境が原因のとき |
| 注文から24時間たってもライセンスコードが届かず、サポートに連絡して24時間たっても対応がないとき | 問題の情報をサポートに伝えず、提案された解決策もすべて断ったとき |
- 返金を受けられるのは購入日から30日以内です。返金されるとライセンスコードは無効になり、ソフトのアンインストールを求められます。
- 間違った製品を買った場合は、返金ではなく正しい製品への交換を勧める、と書かれています。
- つまり、自分のパソコンで動くか、仕上がりが期待どおりかは、買う前に無料版で確かめる前提の条件です。
公式が言っていること/書いていないこと
- 書いてあること:購入ページのFAQでは、公式サイトでの購入の安全性について「100%安全」と答え、理由としてHTTPS・SSLによる暗号化と、決済代行会社(Verifone)の利用を挙げています。セット販売の欄には「マルウェア&広告なし」とも表示されています。これらは販売元自身の説明です。
- プライバシーポリシーには、サービスの利用時にIPアドレス、クラッシュ情報、システムの動作状況、ハードウェアの設定などを自動で取得し、サーバーに保存することがある、と書かれています。
- 確認したページに見当たらなかったこと:第三者機関による安全性の検査結果、AI機能の処理で動画が外部のサーバーに送られるかどうか、の2点は、今回確認した公式ページ(購入ページ・FAQ・返金ポリシー・会社概要・プライバシーポリシー)には記載が見当たりませんでした。仕事の動画など外に出せない素材を扱う場合は、公式の窓口に確認してから使うと安心です。
PR|無料版で手持ちの動画を試せます
無料版でも主な機能を試せます。手持ちの動画で仕上がりと処理時間を確かめてから、年間プランか永久ライセンスかを選べます。 【VideoProc】 の公式サイトから無料版をダウンロードできます。
※当サイトでは未検証です。料金・対応環境・最新の条件は公式サイトでご確認ください。
VideoProc 公式サイト動作環境
公式の動作環境ページ(2026年10月21日確認)の要点です。
- Windows:Windows 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11
- Mac:macOS 10.13以降(AI機能は macOS 10.15以降)。Appleシリコン(M1〜M3シリーズ)に対応
- ストレージ:インストールに200MB、AI機能を含めると1GB
- AI機能の処理速度はGPU(グラフィックス)の性能で大きく変わります。古いパソコンで長い動画を処理すると時間がかかると考えておいた方がよいでしょう
使う前に知っておきたい注意点(ダウンロード・DVD)
VideoProc Converter AI には、Webサイトの動画を保存する機能やDVDを変換する機能があります。ソフトに機能があることと、その使い方が法律や規約で許されていることは別の問題です。
- 違法にアップロードされた動画のダウンロード:日本の著作権法では、違法にアップロードされたものと知りながら動画や音楽をダウンロードすることは、私的に使う目的でも違法になります。
- 動画サイトの規約:YouTube などの動画サイトは、規約で、サービスが認めた方法以外でのダウンロードを禁止していることがあります。保存してよいかは、そのサイトの規約で確認してください。
- コピーガードのあるDVD:市販・レンタルのDVDなど、コピーガードがかかったものを、ガードを外して複製することは、私的に使う目的でも著作権法で認められていません。
自分で撮った動画、自分で作った素材、権利者から使ってよいと許可を得た素材に使う、と考えておけば安全です。
よくある質問
Q. 無料版に期限はありますか。 この記事で確認した公式の比較表には、使える期間の期限は書かれていません。書かれているのは、変換・圧縮が5分未満の動画まで、AI機能の透かしなしの書き出しが5本(写真は5枚)まで、画面録画は透かし入り、といった機能ごとの制限です。最新の条件は公式サイトで確認してください。
Q. 無料版で1080p(1920×1080)や4Kに変換できますか。 公式の比較表では、変換・圧縮の欄の制限は「5分未満のファイル」という長さだけで、4K MP4などへの出力も同じ扱いです。「1080p未満」という制限は、動画ダウンロード機能で保存するときの解像度についてのものです。表を読む限り、5分未満の動画であれば無料版でも1080pや4Kで書き出せます。
Q. 無料版で画面録画はできますか。 できますが、公式の比較表では無料版の画面録画(Webカメラ・音声の録画、ピクチャインピクチャなどを含む)は「透かしあり」とされています。透かしなしで録画するには有料版が必要です。
Q. 旧名の「VideoProc」と同じソフトですか。 公式の購入ページでは「VideoProc Converter AI(旧名:VideoProc)」と表記されています。AI機能が加わって名前が変わった、と考えてよいでしょう。
Q. 動画編集ソフトの代わりになりますか。 テキストの追加や速度変更などの簡単な編集はできますが、得意なのは変換・圧縮・画質の補正です。編集が中心なら、編集ソフトと組み合わせて使う方が作業は速くなります。文字起こしから編集する方法はDescriptレビューで紹介しています。
Q. 年間プランをやめたいときは。 公式購入ページには、購入日から1年後に自動更新され、解約は「自動購入停止」の案内ページから行えると書かれています。更新日の前に手続きしてください。
Q. 30日間の返金保証は、理由を問わず返金されますか。 いいえ。公式の返金ポリシー(2026年11月3日確認)では、エラーやバグで正常に動作せず解決策が出せない場合や二重購入などが返金の対象で、理由を説明しない「気が変わった」や、操作・使う側の環境が原因の場合は対象外とされています。買う前に無料版で、自分のパソコンで動くかを確かめてください。
Q. 永久ライセンスは別のパソコンに移せますか。 公式FAQでは、パソコンを買い替えるときに古いパソコンで登録を解除(ライセンス削除)すれば、新しいパソコンで続けて使えると案内されています。同時に使えるのは1台です。