総評
この記事の料金・機能は公式サイトの記載を2026年11月3日に確認したものです。当サイトで実際に使った検証はしていません。
QuillBotは、英文の「言い換え(パラフレーズ)」を軸にしたライティング支援ツールで、公式サイトの表記では米Learneo, Inc.の事業です。文法チェックや盗用(剽窃)チェック、要約、AI検出、翻訳などの機能も備えていますが、中心は同じ内容を複数のモードで言い換える機能です。英語論文やレポートで、引用元の表現をそのまま使わずに自分の言葉で言い換えたい場面や、長い文献を要約して概要をつかみたい場面で使いやすいツールです。
得意なこと
- 一つの英文を、モード(文体)を選んで言い換えられる。無料版は Standard・Fluency の2つ、Premium は Academic などを含む9つのモードと、自分で作るカスタムモードが使える(モードの比較表示も Premium)
- 単語単位でも類義語候補が表示され、類義語の置き換えの量も調整できる
- 長文の論文・記事を要約して、全体の論旨を素早く把握できる(無料版は1,200語、Premium は6,000語まで)
- 盗用チェック機能で、既存の文献やウェブ上の文章との類似箇所を洗い出せる(Premium で月25,000語まで)
- Chrome・Edge・Safari の拡張機能、Wordのアドイン、Windows・macOS・iOS・Androidのアプリがあり、執筆中の文章をその場で言い換え・チェックできる
過信は禁物な点
- 言い換えられた文章が文法的に正しくても、元の文脈やニュアンスとズレていないかは必ず自分で確認する必要がある
- 学術的なモードで言い換えても、専門分野特有の言い回しとして不自然になる場合がある
- 盗用チェックの結果はあくまで参考値であり、大学や学会が求める正式な剽窃判定・引用ルールの遵守を保証するものではない
- 要約機能は文章の分量を減らすことは得意だが、重要な論点を取りこぼしたり、強調の重みづけが原著者の意図と異なったりすることがある
- 公式ヘルプでは、言い換え機能は日本語を含む20以上の言語に対応する一方、文法チェックの対応言語(英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語など)に日本語は含まれず、要約は英語向けとされている。日本語の文章を校正する用途には向かず、あくまで英文が中心
- 公式ヘルプでは、入力した文章や利用データはサービスの改善のための学習にも使われると説明されている。拡張機能の設定から学習への利用を止められ、Team プランの入力は学習に使わないとされている。未発表の論文など機密性の高い文章を入れる前に、設定と所属機関の規定を確認する
料金(2026年11月3日確認)
QuillBot の公式料金ページ(quillbot.com/premium)の表示です。ドル建てです。
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | 言い換えは100語まで・2モード、基本の文法チェック、要約は1,200語まで、AI検出は制限つき |
| Premium | 月19.95ドル(月払い)、年払いなら月8.33ドル相当 | 言い換えの語数制限なし・9モードとカスタムモード、高度な文法の提案、盗用チェック月25,000語、要約6,000語まで |
| Team | 料金ページから問い合わせ | Premiumの内容に加えて、利用状況の確認、ユーザー管理、請求のとりまとめ |
料金ページには「利用の上限があり、使う場所によって異なる」との注記があります。
向いている人
- 英語論文やレポートで、参考文献の表現をそのまま使わず自分の言葉に言い換えたい学生・研究者
- 大量の英語文献に目を通す前に、要約でざっと内容を把握したい人
- 同じ意味の文章をいくつかのトーンで書き分けたいビジネスパーソンやライター
使い方のコツ
言い換え結果は一度で確定させず、複数モードの候補を見比べながら、自分が本来伝えたい意味に最も近いものを選ぶようにすると効果的です。また、盗用チェックで指摘された箇所は、そのまま鵜呑みにせず、実際の引用ルール(APAやMLAなど)に沿って自分で出典表記を見直す作業とセットで使うと安心です。要約機能は下書き代わりに使い、最終的な提出前には必ず自分の目で原文と照らし合わせる工程を挟むことをおすすめします。
最新の料金プランや対応機能は変更される可能性があるため、利用前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問
Q. 論文に使っても問題ありませんか。 言い換えツールの使用可否は、所属機関や投稿先のポリシーによります。使う前に規定を確認してください。また、言い換えても引用元の明示が不要になるわけではありません。
Q. 意味が変わってしまうことはありますか。 あります。特に否定表現や条件節を含む文では、ニュアンスがずれることがあります。言い換え後は必ず原文と読み比べてください。
Q. Grammarlyと併用すべきですか。 役割が違うので併用が自然です。QuillBotで言い換え、Grammarlyで誤りを取る、という順序になります。詳しくはライティング・校正ツールの比較を参照してください。
言い換えた英文を人に確認してもらう場合の料金と納期はAI英文校正と人の英文校正の違いと使い分けにまとめています。
PR|言い換えた英文の妥当性を確かめたいとき
QuillBotの言い換えは滑らかですが、元の意味が保たれているか、その文脈で自然かは別の判断です。人によるネイティブチェックを外注する選択肢として アイディービジネス があります。
※当サイトでは未検証です。料金・対応環境・最新の条件は公式サイトでご確認ください。
アイディービジネス 公式サイト