総評
この記事の料金・機能は公式サイト(pika.art のトップページと料金ページ)の記載を2026年11月3日に確認したものです。当サイトで実際に使った検証はしていません。
Pikaは、テキストプロンプトや一枚の画像、あるいはその組み合わせから数秒程度の短い動画を生成できるAI動画生成サービスです。Webブラウザで使えます。以前は対象物が変形・爆発・溶解するような演出効果「Pikaffects」が看板機能として紹介されていましたが、2026年11月3日に確認した公式のトップページと料金ページには、この名前は載っていませんでした。現在の公式サイトでは、自社の動画モデル(Pika 2.5、Pikaframes など)に加えて、Seedance・Kling・Wan などの他社の動画モデルや、画像・音声の生成も同じ画面から選べる形で案内されています。プロの映像制作向けに幅広い機能を備えるRunwayレビューと比べると、Pikaは手軽に短いクリップを作る用途に向いた位置づけです。
得意なこと
- テキストプロンプトのみ、または画像アップロードからの短編動画生成
- テキストと画像を組み合わせた、より意図に近い映像の生成
- 自社モデル(Pika 2.5、Pikaframes)と他社の動画モデルを、用途に合わせて選んで生成(公式の料金ページに一覧あり)
- 動画の一部を差し替える「Swap Anything」、動きを移す「Motion Transfer」、動画を延ばす「Extend Video」などのアプリ(公式トップページで紹介)
- SNS投稿向けの目を引くショート動画やネタ動画の制作
- Web上で完結する、専門知識不要のシンプルな操作性
- アイデア出しやコンセプト映像のスピーディな試作
過信は禁物な点
- 生成される動画は数秒程度と短く、長尺のストーリー表現には不向き
- 動画生成AI全般の注意として、複数回生成した際に人物やキャラクターの見た目をそろえることや、複雑な動き・接触を伴うシーン、細かなカメラワークは狙い通りにならないことがある
- 無料プランには毎月のクレジットが付かず、生成するにはクレジットパックの購入が必要。また無料プランには商用ライセンスが含まれない(公式の料金ページ)
- 解像度はモデルによって480p〜1080p。自社モデルの Pika 2.5 は720p と表示されている(公式の料金ページ)
- 生成結果にばらつきがあり、意図した仕上がりを得るには複数回の生成が前提になる
向いている人
- SNS向けに短くインパクトのある動画を手軽に作りたい人
- 複数の動画モデルを1つのサービスで使い分けたいクリエイター
- 本格的な映像制作の前段階として、ラフなイメージ動画を素早く確認したい人
- 動画編集の専門知識がなくても、Webブラウザだけで動画生成を始めたい人
使い方のコツ
- プロンプトには被写体・動き・雰囲気を簡潔に分けて記述し、狙った演出が出やすいようにする
- 一度で完成形を狙わず、同じプロンプトや画像から複数パターンを生成して比較する
- キャラクターの一貫性が重要なカットでは、同じ元画像を使い回すなど工夫して差異を抑える
料金(2026年11月3日確認)
公式の料金ページの記載です(米ドル)。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 毎月のクレジット | 商用ライセンス |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | — | なし(クレジットパックを購入して利用) | なし |
| Starter | $10 | $8 | 900 | あり |
| Creator | $35 | $28 | 3,150 | あり |
| Fancy | $95〜 | $76〜 | 8,550〜 | あり |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 個別 | あり |
- 料金ページの例では、Pika 2.5 で5秒・720pの動画1本が20クレジットです。
- プランのクレジットは請求期間ごとに更新され、繰り越されません。別に買い足したクレジットは購入から365日有効です。
- 公式のFAQでは、無料プランで書き出した動画にも透かし(ウォーターマーク)は入らないとされています。
最新の料金プランや対応機能は変更される可能性があるため、利用前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問
Q. 何秒くらいの動画が作れますか。 数秒単位の短いクリップが基本です(公式の料金ページの例は5秒単位)。モデルごとの最大の長さは、確認した料金ページには書かれていませんでした。長い動画にするには、他の素材と組み合わせる前提で考えてください。
Q. Runwayとどちらを選ぶべきですか。 手軽に短い動きを足したいならPika、映像として作り込みたいならRunwayです。詳しくはAI動画ツールの比較を参照してください。
Q. 商用利用はできますか。 公式の料金ページのFAQでは、Starter・Creator・Fancy に商用ライセンスが含まれ、無料プランには含まれないとされています。広告や企業発信で使う場合は、利用規約の最新の条項と、生成物であることの表示が求められる場面が増えている点も併せて確認してください。
関連する無料ツール
短いクリップでも、つないだ後の総容量は膨らみます。動画ファイルサイズ計算ツールで、完成尺での見込みを先に出せます。
PR|生成した短尺クリップをつなぐ前工程
Pikaの出力は数秒単位のクリップになるため、実際の納品物にするには結合・形式変換・圧縮といった後工程が必要です。この工程をまとめて扱えるソフトとして 【VideoProc】 があります。
※当サイトでは未検証です。料金・対応環境・最新の条件は公式サイトでご確認ください。
VideoProc 公式サイト