リサーチ公開 2026/10/23/ 更新 2026/11/3

Genspark・Perplexity・NotebookLMの違い:料金・無料版の制限・得意なことを公式情報で比較

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この記事の結論

3つとも「調べ物を助けるAI」と紹介されますが、何を情報源にして、何を作ってくれるかが違います。

Perplexity Genspark NotebookLM(Gemini Notebook)
情報源 Web全体(回答に引用元が付く) Webや手元のファイル 自分が入れた資料だけ
出来上がるもの 出典つきの回答 スライド・資料・表・Webページなどの成果物 資料に基づく回答、要約、音声解説
向いている調べ物 最新の事実確認、調べ始め 調べた結果を資料の形にまとめる 手元の資料・論文・議事録を読み解く
無料版 基本の検索は実質無制限、Pro検索は1日3回 1日100クレジット(生涯の上限あり) 1日50回のチャット、1ノートブック50ソース
有料版 Pro:年額請求で月17ドル相当 Plus:月24.99ドル Google AI Plus(月725円または月1,450円と公式ページで表示が分かれる)

この記事の料金・回数は各社の公式ページ・ヘルプを2026年10月23日に確認したものです。当サイトは実際に使った検証はしていません。公式の公開情報を整理した記事です。料金と回数の上限は変わることがあるため、契約する前に公式ページで最新の表示を確かめてください。

NotebookLM は「Gemini Notebook」に名前が変わった

Google の公式サイトのよくある質問では、2026年7月から NotebookLM は Gemini Notebook になると説明されています。これまでのノートブックはそのまま使え、ウェブとモバイルで単体のツールとして引き続き使えるとされています。名前が変わっても、「自分が入れた資料(ソース)に基づいて答える」という性格は同じです。この記事では、検索されることの多い NotebookLM の名前も併記します。

Perplexity:出典つきで答える検索AI

得意なこと

公式ページでは、すべての回答に信頼できる情報源からの引用が文中に付き、主張を確かめられることを特徴として挙げています。質問に合わせて使うAIモデルを自動で選ぶ仕組みもあります。有料版では、使うモデルを自分で選んだり、資料やアプリを作る機能(Computer)を使ったりできます。

料金(2026年10月23日 公式サイトで確認)

プラン 料金 主な内容
無料版 0ドル 基本の検索は実質無制限。Pro検索は1日3回、Research(深い調査)は月1回
Pro 年額請求で月17ドル相当 上位のAIモデル、モデルの選択、資料やアプリの作成、利用上限の拡大
Max 年額請求で月167ドル相当(月払いは200ドル) 最も高い利用上限、毎月10,000クレジット、新機能の先行利用

無料版の回数はヘルプセンターの比較表によるものです。比較表では、無料版は上位のAIモデル、画像生成、ファイルやアプリの作成が「なし」とされています。料金ページには「個人利用のみ」と書かれています。

日本語:公式サイト(料金・機能のページ)は日本語で表示されます。

Genspark:調べて、資料まで作るAIワークスペース

得意なこと

Genspark の公式ヘルプでは、中心の機能「Super Agent」を、依頼を手順に分け、必要な道具を選んで、仕上がった成果物まで進めるエージェントとして説明しています。例として挙がっているのは、市場の動向を調べて10枚のスライドにまとめる、アップロードした資料から製品のランディングページを作る、売上のファイルを分析して図表にする、といった使い方です。ほかに AI Slides・AI Sheets・AI Docs などの機能があります。

以前の Genspark は、調べた内容を1枚のまとめページ(Sparkpage)にする検索AIとして知られていましたが、確認した公式ヘルプの機能一覧には Sparkpage の項目はなく、現在は資料作りまでを含む「AIワークスペース」として案内されています。

料金(2026年10月23日 公式ヘルプで確認)

プラン 月払い 年払い クレジット 保存容量(AI Drive)
Free 0ドル — 1日100クレジット(生涯の上限まで) 1GB
Plus 月24.99ドル 月19.99ドル(年239.99ドル) 月10,000クレジット〜 50GB
Pro 月249.99ドル 月199.99ドル(年2,399.99ドル) 月125,000クレジット〜 1TB

注意したい点が2つあります。

日本語:確認した公式ヘルプ(料金・クレジット・Super Agent)には、対応言語の記載がありませんでした。

NotebookLM(Gemini Notebook):自分の資料だけで答えるAI

得意なこと

公式サイトでは、回答は常に、ユーザーが提供した情報に基づいて生成されると説明されています。手元の資料を「ソース」として入れ、その範囲で質問・要約ができます。ソースの要約を音声で聞ける「音声解説」も特徴です。

無料版と有料版の上限(2026年10月23日 公式ヘルプで確認)

無料(Standard) Google AI Plus Google AI Pro
料金 0円 月725円(gemini.google の表示)/月1,450円(one.google.com の表示)※2026年11月3日、公式ページで表示が分かれていた 月2,900円
ノートブック数 100 200 500
1ノートブックのソース数 50 100 300
チャット 1日50回 1日200回 1日500回
音声解説 1日3件 1日6件 1日20件

さらに上位の Google AI Ultra(月14,500円〜)では、1ノートブックのソース数が500〜600、チャットが1日2,500〜5,000回まで増えます。無料版(Standard)は、Google アカウントで登録すれば使えます。

日本語:公式ヘルプでは、音声解説は日本語を含む80以上の言語で作れるとされています。ただし、音声解説に途中で質問できる「インタラクティブモード」は、現時点では英語のみです。

用途別の選び方

やりたいこと 向いているもの 理由
ニュースや製品情報など、最新の事実を確かめる Perplexity 回答に引用元が付き、Web全体から探す
調べ物の結果を、そのままスライドや資料にする Genspark 調査から成果物の作成までを1つの依頼で進める
社内資料・論文・議事録を読み込ませて質問する NotebookLM 回答の根拠を、入れた資料に限れる
学術論文の根拠だけを調べたい Consensus 対象を論文に絞った検索。Consensusレビューを参照

組み合わせて使う場合は、Perplexity で一次情報のページを見つける → そのページや資料を NotebookLM に入れて読み込む → 必要なら Genspark で資料の形にする、という順番にすると、根拠を確かめる工程が抜けにくくなります。

どれを使っても共通する注意点

  1. 引用元が付いていても、その引用元が主張を裏付けているとは限らない。 数字や固有名詞は、リンク先の元のページで確かめてください。
  2. 整った見た目の資料ほど、誤りに気づきにくい。 Genspark のように成果物まで作る道具では、出来上がった資料を人が読み直す時間を見込んでください。
  3. 入れてよい資料か。 社外秘の資料や個人情報を外部のサービスに入れる前に、勤め先の取り扱いの決まりを確認してください。

よくある質問

Q. Genspark と Perplexity の違いは何ですか。 Perplexity は、質問に出典つきの回答を返す検索AIです。Genspark は、調べた内容をもとにスライドや資料、Webページなどの成果物まで作るAIワークスペースです。事実を確かめるなら Perplexity、資料の形にしたいなら Genspark、という分け方になります。料金は、Perplexity Pro が年額請求で月17ドル相当、Genspark Plus が月24.99ドル(年払いなら月19.99ドル)です。

Q. NotebookLM と Genspark の違いは何ですか。 NotebookLM(現 Gemini Notebook)は、自分が入れた資料の範囲で答えるのが特徴で、Webを広く調べる道具ではありません。Genspark は Web や手元のファイルを使って、成果物を作るところまで進めます。手元の資料を正確に読み解きたいなら NotebookLM、新しく調べて資料にまとめたいなら Genspark です。

Q. 無料版だけで足りますか。 使い方によります。Perplexity の無料版は基本の検索なら実質無制限ですが、Pro検索は1日3回です。NotebookLM の無料版は1日50回のチャットと1ノートブック50ソースまで使えます。Genspark の無料版は1日100クレジットで、生涯の上限に達すると補充が止まります。

Q. それぞれの詳しい記事はありますか。 Perplexityレビュー、Gensparkレビュー、NotebookLMレビュー、4種をまとめたリサーチ用AIの比較を参照してください。Perplexity の AIブラウザについてはPerplexity Cometレビューにまとめています。

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