総評
この記事の料金・機能は公式サイトの記載を2026年11月3日に確認したものです。当サイトで実際に使った検証はしていません。
Udioは、テキストプロンプトからボーカル入りの楽曲を生成できるAI音楽生成ツールです。生成した楽曲の一部区間を伸ばしたり作り直したりする編集機能があり、一発生成で終わらせず曲を作り込んでいく使い方ができます。
ただし、選ぶ前に知っておくべき大きな変更があります。 Udioは2025年10月29日にUniversal Music Group(UMG)との提携を発表し、公式ブログで「本日からプラットフォームからのダウンロードは利用できなくなる」と告知しました。2026年2月17日付の公式ヘルプでも、音声・動画・ステムのダウンロードは停止中と案内されています。曲はUdioの中で作って聴き、共有する使い方が前提で、作った曲をファイルとして書き出して動画や配信に使う用途には、現時点では向きません。
公式ブログでは「今後数か月は移行期間」とされていますが、新しいサービスの開始時期やダウンロードの再開時期は、確認した公式ページには書かれていませんでした。
得意なこと
- テキストの指示でボーカル入りの楽曲を生成できる(1回の操作で2曲ずつ生成される)
- 生成済みの楽曲を部分的に伸長・再生成できる編集機能があり、曲の構成を後から作り込める
- 公式の更新履歴では、タイムラインで編集するSessions、アップロードした音声やライブラリの曲を起点に生成するStyles、Voicesといった機能が追加されている(いずれも有料会員向けの先行提供として告知)
- 気に入ったフレーズを起点にバリエーションを派生させる使い方ができる
過信は禁物な点
- 音声・動画・ステムのダウンロードは停止中(公式ヘルプ、2026年2月17日付)。曲をファイルで使いたい目的には、現時点では選べない
- 商用利用の条件は、確認した公式ページ(料金ページ・ヘルプ)では見つけられなかった。ダウンロードもできないため、商用に使う前提では計画しない
- 生成結果の当たり外れはあるため、狙い通りの仕上がりに達するまで複数回の生成が前提になる
- 既存アーティストのスタイルに似た出力が生まれることがありうるため、意図せず模倣的な表現にならないよう自分で確認・調整する
- 区間をつなぐ編集では、つなぎ目で音質やテンポの違和感が残ることがありうる
- 歌詞の発音やニュアンスを細部まで思い通りにコントロールするのは難しい
料金(2026年11月3日確認)
公式の料金ページと公式ヘルプの表示です。料金は米ドルです。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | クレジット |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | — | 1日10(使い切った後は月100まで) |
| Standard | 10ドル | 8ドル | 月2,400 |
| Pro | 30ドル | 24ドル | 月6,000 |
クレジットは繰り越されません。UMGとの提携に合わせて、月のクレジットはStandardが1,200から2,400へ、Proが4,800から6,000へ増やされ、全有料会員に期限のない1,000クレジットが1回付与されました(公式ヘルプ)。どのプランでもダウンロードは停止中です。
向いている人
- Udioの中で曲を作り、聴き、共有することを楽しみたい人
- 一度生成した曲を部分的に編集・拡張しながら作り込みたい人
- 曲をファイルとして書き出して使う必要がない人(BGMなどに使うなら、現時点ではダウンロードできる別のツールを検討する)
使い方のコツ
- 楽器編成やジャンルの雰囲気を具体的な単語で指定すると、方向性が狙いに近づきやすい
- 一度で完成を目指さず、気に入った部分を拡張編集で伸ばしながら曲を組み立てる
- 公開・商用利用を考える前に、ダウンロードの可否と利用規約の現状を必ず公式サイトで確認する
最新の料金プランや対応機能は変更される可能性があるため、利用前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問
Q. Sunoとどちらを選ぶべきですか。 作った曲をファイルとして使いたいなら、現時点ではダウンロードが止まっているUdioではなく、有料プランでダウンロードできるSunoが候補になります(Sunoも2026年9月からProは月20曲などの上限があり、商用利用は有料プランでダウンロードした曲に限られます)。詳しくはSunoの解説とSuno・Udio比較を参照してください。
Q. 商用利用はできますか。 確認した公式ページには、現在の商用利用の条件は見当たりませんでした。音声・動画・ステムのダウンロードも停止中のため、商用に使う前提では選ばないのが無難です。
Q. 狙った曲に近づけるコツはありますか。 ジャンル名だけでなく、テンポ感・使う楽器・曲が流れる場面を書き添えると近づきやすくなります。1回で決めず、同じ指示で複数生成して選ぶ前提で使うのが現実的です。