開発ツール公開 2026/7/4/ 更新 2026/11/3

Cursorレビュー:VS Code育ちのAIファーストエディタは実務で使えるか

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内にPR・アフィリエイトリンクを含む場合があります。 リンクを経由して商品・サービスを購入された場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。 レビューの内容や評価には影響しません。

総評

この記事の料金・機能は公式サイトの記載を2026年11月3日に確認したものです。当サイトで実際に使った検証はしていません。

CursorはVS Codeをベースにフォークされたコードエディタで、チャットによる対話型編集と、複数ファイルにまたがる自動修正を行うエージェント機能を標準搭載しているのが最大の特徴です。単なる補完ツールというより「AIと一緒にコードベースを操作する」体験に寄せて設計されており、既存のVS Code資産(拡張機能・設定・キーバインド)を取り込む機能がある点も移行のハードルを下げています。対応OSはmacOS・Windows・Linuxです。

なお、公式ブログ(2026年8月14日)によると、Cursorを開発するAnysphereはSpaceXに買収されました。料金ページも、xAIのGrokと共通の利用枠を持つプランに変わっています(下の「料金」を参照)。

得意なこと

過信は禁物な点

向いている人

導入のコツ

  1. 最初は小さめのリポジトリやサイドプロジェクトでエージェント機能の挙動を試す
  2. 重要な変更はブランチを切り、コミット単位で差分を追える状態で使う
  3. チーム導入時は「AIが変更した箇所」をレビュー観点に明記したルールを決めておく

料金(2026年11月3日確認)

公式の料金ページ(個人向け)の表示です。料金は米ドルの月額で、税金は含まれていません。確認したページに年払いの料金は表示されていませんでした。

プラン 月額 AIの利用枠 主な内容
Free 0ドル 制限あり エージェントとチャットのリクエスト数に制限あり
Plus 8ドル 共有の利用枠 Cursor、Grok(Chat・Voice・Imagine・Build)、Grok API。使えるモデルはGrokのみ
Premium 30ドル Plusの4倍 最新のGrokモデル、クラウドエージェントと自動化、AIコードレビュー。他社モデルはAPIの定価で別料金
Super 100ドル Plusの15倍 Premiumの内容に加え、混雑時のモデル優先アクセス
Ultra 200ドル Plusの50倍 Superの内容に加え、すべての製品・モデルへの最優先アクセス
Teams 1人30ドル〜 チームで共有 一括請求、利用状況の分析、SSOなど

料金ページのよくある質問によると、利用枠はCursorとGrokで共通で、毎週リセットされます。Premium以上の利用枠はGrokのモデル向けで、他社のモデルはCursorで使えるものの、利用枠には含まれず、APIの定価で使った分だけ別に請求されます(上限額は設定できます)。また、プランにはXの認証マークや広告の削減といった、Cursor以外のサービスの特典も並んでおり、購入はX Subscription Corp.からの直接販売に限られると書かれています。

Grok以外のモデルを主に使う予定なら、月額とは別にかかる従量の料金をAI API料金計算ツールで想定利用量から試算しておくと導入判断がしやすくなります。

料金プランや機能の詳細は変更される可能性があるため、公式の料金ページで最新情報を確認してください。

よくある質問

Q. VS Codeの拡張機能や設定は引き継げますか。 公式ヘルプによると、設定画面の「VS Code Import」から拡張機能・テーマ・設定・キーバインドを一度に取り込めます。既定のショートカットもVS Codeと同じです。ただし拡張機能はVS Code MarketplaceではなくOpen VSXという配布元から入れる仕組みのため、すべての拡張機能があるとは限らず、同じように動かないものもあるとヘルプに書かれています。普段使っている拡張機能が見つかるかを先に確かめてください。

Q. GitHub Copilotとどちらを選ぶべきですか。 既存のエディタに補完を足したいならCopilot、エディタごと乗り換えて「コードベース全体を理解した提案」を受けたいならCursorです。両方を契約する必要はありません。詳しくはコーディング支援AIの比較を参照してください。

Q. 会社のコードを扱っても大丈夫ですか。 公式の料金ページによると、プライバシーモードは設定画面から、またはチームの管理者が有効にでき、有効にするとコードのデータがCursorやモデルの提供元の学習に使われないとされています。オフの場合は、コードやプロンプトなどがAI機能の改善や学習に使われることがあるとデータの扱いのページに書かれています。確認したページには既定でオンかオフかの記載が見当たらなかったため、導入時に設定画面で確認してください。個人の判断で業務コードを投入する前に、社内規程の確認が要ります。

← 一覧に戻る