この記事の結論
Canva Pro(日本語の画面では「Canvaプロ」)は、デザインツール Canva の個人向けの有料プランです。無料版でも多くのテンプレートが使えますが、Pro にすると使える素材とテンプレートが大きく増え、背景透過やサイズ変更、AIの利用枠の拡大、ブランドキットの複数登録、100GBのストレージが加わります。
- 料金は年11,800円、または月1,180円(1人あたり)。 1つのアカウントを使えるのは1人だけです。
- 無料体験は30日間。 支払い方法を登録して始めた場合、体験が終わる前に解約しないと自動的に請求されます。
- Canvaの定期プランは、ほとんどの場合返金されません。 解約すると次回以降の請求が止まり、支払い済みの期間が終わるまで有料機能を使えます。
- 日本の大学・専門学校の学生は、学校のメールアドレスで登録すると有料のテンプレート・素材を無料で使えるプランがあります。幼小中高の教員と児童生徒向けの教育版、認定を受けた非営利団体向けの無料プランもあります。
- 作ったデザインは商用に使えますが、素材をそのまま再販売する、ロゴや商標に使う、Tシャツなどにそのまま印刷して売るといった使い方は、Canvaの使用許諾契約で禁止されています。
この記事は、Canvaの日本語の料金ページ・Canvaプロのページ・ヘルプセンター・使用許諾契約を2026年11月3日に確認して整理したものです。当サイトで実際に使った検証はしていません。公式情報を整理した記事です。
料金(2026年11月3日確認)
Canvaの日本語の料金ページ(canva.com/ja_jp/pricing/)の表示です。
| プラン | 年払い | 月払い | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| Canva(無料版) | 0円 | 0円 | 個人 |
| Canvaプロ | 11,800円/年・1人 | 1,180円/月・1人 | 個人(1アカウント1人まで) |
| Canvaビジネス(旧Canvaチームス) | 18,800円/年・1人 | 1,880円/月・1人 | チーム |
| Canvaエンタープライズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 大きな組織 |
- 月払いの金額は、料金ページの「月単位」の表示によるものです。年払いにすると、月払いを12か月続けた場合(14,160円)より2,360円安くなります。
- 確認したページには、税込か税抜かの表示は見当たりませんでした。 実際の請求額は申し込み画面で確認してください。
- Canvaビジネスは、招待を受け入れたメンバーの分だけ請求されると料金ページに書かれています。
- Canvaエンタープライズには無料体験がありません(料金ページのよくある質問より)。
無料体験と自動更新
| 項目 | 公式の説明 |
|---|---|
| 体験期間 | Canvaプロは30日間(Canvaの解説記事、2026年10月12日更新) |
| 体験中のAI | AIの利用枠は無料版と同じ。有料プランが始まると10倍の利用枠になる |
| 体験が終わったら | プランは自動更新される。体験が終わる前に解約しない限り料金が請求される |
| 支払い情報なしで始めた場合 | 体験期間は自動的に終わり、請求は発生しない |
| 請求の時刻 | 料金はGMT(グリニッジ標準時)に従うため、日本時間では体験終了の前日に請求が表示されることがある |
自動更新と支払い情報の扱いは、ヘルプセンターの「なぜ請求されたのですか?」の説明です。体験だけで終える予定なら、終了日の2日ほど前に解約しておくと、時差による想定外の請求を避けやすくなります。
無料版とProの違い
料金ページの比較表と、Canvaプロのページの記載をまとめました。
| 項目 | 無料版 | Canvaプロ | Canvaビジネス |
|---|---|---|---|
| テンプレート | 160万点以上 | 360万点以上(プレミアムを含む) | プロと同じ |
| 写真・動画・イラスト・音源 | 470万点以上 | 1億4,100万点以上のプレミアム素材 | プロと同じ |
| ブランドキット | 1つ(色は3色のみ) | 5個 | 100個と承認機能 |
| クラウドストレージ | 5GB | 100GB | 500GB |
| AIの利用枠 | 限られた範囲 | 無料版の10倍 | 無料版の20倍 |
| 背景透過・サイズ変更・翻訳 | 比較表ではProの機能 | 使える | 使える |
| SNSの予約投稿 | 比較表ではProの機能 | 使える | 使える |
| その他 | — | — | 印刷注文が10%割引(Canvaプリントの対象地域)、Flourish |
エンタープライズは、ブランドキット1,000点、1TBのストレージ、SSO・SCIMなどの管理機能が加わります(150アカウント以上で専任の担当者など)。
Proで使える主な編集機能
Canvaプロのページでは、次のような機能が紹介されています。
- 背景透過: 写真の背景をワンクリックで削除。動画の背景の削除にも対応
- マジックリサイズ: 作ったデザインを、別の媒体のサイズに変える
- ブランドキット: ブランドの色・ロゴ・フォントをまとめて設定
- AIを使った機能: マジック消しゴム、マジック切り抜き、マジック拡張、AI背景生成、AI自動翻訳、マジック作文など(ページでは「40以上のAIを活用したツール」と説明)
- 追加の素材集: Alamyの写真65,000枚以上、Artlistの動画と音源10万点以上
AIの利用枠のしくみ
- AIの利用枠はプランごとに異なり、毎月リセットされます(料金ページのよくある質問)。
- 利用枠を使い切ったときのために、**月の利用枠と同じ量を1回だけ追加で買える「AIチャージ」**があり、有効期間は30日間と料金ページに書かれています。料金は確認したページでは見つかりませんでした。
- さらに多く使う人向けに、AIパスという月額制の追加オプション(1人あたり月額100米ドル)があります。プロ・ビジネスなどのウェブ契約者が対象で、無料版・教育版・無料体験中・App Store/Google Play経由の契約は対象外です(AIパスのヘルプ)。
- 無料版の具体的な回数(何回まで使えるか)は、確認したページには数字で書かれていませんでした。
無料で有料機能を使えるプログラム
| 対象 | 内容 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 日本の大学・専門学校の学生 | 「Canva 大学・専門学校(学生)」。100万点以上のプレミアムテンプレート・素材、背景透過などの有料AI機能、100GBのストレージが無料 | 学校のメールアドレスで登録。毎年の在学確認が必要で最大4年間。卒業などで学校のメールアドレスが使えなくなると終了 |
| 幼小中高の教員と児童生徒・学校 | Canva教育版。完全に無料で、後から料金が発生することもないと説明 | 対象は幼小中高(初等・中等)の教員と児童生徒、対象の自治体・学校法人・教育機関。児童生徒は教員の招待で使う |
| 非営利団体 | 認定されると、50人以下のチーム1つにCanvaプロのすべてのプレミアム機能とチーム向けの機能が無料 | 申請フォームを出し、審査を通ること。詳しい条件は公式の「ご利用条件のガイドライン」 |
- 出典は大学・専門学校(学生)のページ、教育版のページ、非営利団体のページです。
- 大学生向けのプランから有料プランへ直接アップグレードすることはできないと書かれています。
- 教育版は、営利目的のデザインは別のCanvaアカウントで作るよう使用許諾契約で定められています。
解約と返金
ヘルプセンターの「Canvaプランを解約する」と「定期プランの払い戻し」の説明の要点です。
- 解約の手順(ウェブ): 「設定」→「請求」に進み、プランで「プランをキャンセル」を選ぶ。
- スマホのアプリで契約した場合: アプリを消しても解約にはなりません。App Store または Google Play の定期購入の画面から解約します。
- 解約した後: 今後の支払いは止まり、今の支払い期間が終わるまでは有料機能を使えます。
- 返金: Canvaの定期プランは、利用規約に基づきほとんどの場合払い戻しできないとされています。申請は一件ずつ確認され、状況によっては対応されることがあります。App Store で契約した場合の返金は、Canvaではなく Apple に申請します。
商用利用とライセンスの注意点
Canvaの「コンテンツ使用許諾契約」の主な内容です。ここに書いたのは要点で、法的な助言ではありません。
できること
- 無料素材もプロ素材も、広告・販促物・印刷物などの商用のデザインに幅広く使える
- プロ素材は、有効な定期プランがあれば追加費用なしでライセンスが発行される
禁止されていること(主なもの)
- 素材を再販売・譲渡・貸与すること
- 素材を商標・ロゴ・屋号などの一部として使うこと(フォントを除く)
- 素材を単体でポストカード・マグカップ・Tシャツ・ポスターなどの「オンデマンド」製品にして売ること
- プロ素材を単体のアイテムとしてコピー・ダウンロード・配布すること
- 機械学習やAIの目的に使うこと
気をつけたい点
- 1つのデザインに種類の違う素材が混ざっている場合は、いちばん制限の厳しい条件がデザイン全体に適用されます。
- 「ブランドコンテンツ」は個人利用のみ、「教育コンテンツ」は教育目的の非営利利用のみ、ディズニーの素材は個人用・教育目的のみ、と別の条件があります。
- プロの音楽素材は、有料チャネルの従来型のメディア広告やコマーシャルには使えない(オンライン広告は可)とされています。
- 定期プランを解約した後に、すでに書き出したプロ素材入りのデザインをどう扱うかは、確認した契約の本文からは明確に読み取れませんでした。気になる場合はCanvaに問い合わせてください。
AIで作った画像を仕事に使うときの一般的な確認事項はAIツールの商用利用チェックリストにまとめています。
向いている人
- SNSの投稿画像や資料を毎週のように作り、背景透過やサイズ変更を繰り返し使う個人事業主・副業の人
- ブランドの色・ロゴ・フォントを固定して、見た目をそろえたい人
- 無料版で素材を探すたびに「プロ」の印が付いた素材ばかり目に入る人
逆に、たまに画像を作る程度で、無料の素材とテンプレートで足りているなら、無料版のままで困らない場合も多いはずです。まず30日間の無料体験で、自分の作るものにどの機能が必要かを確かめるのが確実です。
使い方のコツ
- 無料体験を始める前に、体験が終わる日をカレンダーに入れておく(請求はGMT基準のため、日本時間では前日に表示されることがある)
- 年払いと月払いで迷ったら、まず月払いで始め、数か月続けると決まってから年払いに切り替える
- 持ち込む写真やロゴの解像度は先に確認する。テンプレートが整っていても、手元の画像が粗いとそこだけ目立つ
よくある質問
Q. Canva Proの料金はいくらですか。 日本語の料金ページでは、年払いで11,800円、月払いで1,180円(どちらも1人あたり)と表示されています(2026年11月3日確認)。税込か税抜かの表示は、確認したページには見当たりませんでした。
Q. 無料トライアルは何日間ですか。終わったら自動で請求されますか。 Canvaプロの無料体験は30日間です。支払い方法を登録して始めた場合、体験が終わる前に解約しないと自動更新で請求されます。支払い情報を出さずに始めた体験は、自動的に終わって請求されません。
Q. 無料版との一番大きな違いは何ですか。 使える素材とテンプレートの量です。料金ページでは、無料版のテンプレート160万点以上・素材470万点以上に対して、プロはテンプレート360万点以上・プレミアム素材1億4,100万点以上とされています。ほかに、背景透過やサイズ変更、AIの利用枠(無料版の10倍)、ブランドキット5個、ストレージ100GBが加わります。
Q. Canva ProとCanvaビジネスはどちらを選べばよいですか。 Canvaプロは1つのアカウントを1人だけが使えるプランです。複数人で素材やブランドキットを共有し、承認の流れを作りたいならCanvaビジネス(年18,800円・1人)が想定されています。ビジネスはAIの利用枠が無料版の20倍、ストレージが500GBです。
Q. 学生は無料で使えますか。 日本の大学・専門学校の学生は、学校のメールアドレスで登録すると、プレミアムのテンプレート・素材や背景透過などを無料で使えるプランがあります(毎年の在学確認、最大4年間)。幼小中高の教員と児童生徒はCanva教育版を無料で使えます。
Q. 途中で解約したら返金されますか。 ヘルプセンターでは、定期プランはほとんどの場合払い戻しできないとされています。解約すると次回以降の請求が止まり、支払い済みの期間が終わるまでは有料機能を使えます。
Q. 作ったデザインを商用に使えますか。 使えます。ただし、素材をそのまま再販売する、ロゴや商標に使う、素材を単体でTシャツやマグカップにして売る、といった使い方はコンテンツ使用許諾契約で禁止されています。使う素材ごとに条件が違うものもあるため、仕事で使う前に契約の本文を確認してください。
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テンプレートに載せる素材の解像度は見落としがちです。画像サイズ・印刷解像度チェッカーで、持ち込む画像が印刷に耐えるかを先に確認できます。
PR|持ち込んだ素材が粗いとき
Canvaのテンプレートは整っていても、自分で撮った写真や手元のロゴ画像が低解像度だと、そこだけが浮きます。素材側を整える工程として、拡大とノイズ除去に特化した 【Aiarty Image Enhancer】 のようなツールがあります。
※当サイトでは未検証です。料金・対応環境・最新の条件は公式サイトでご確認ください。
Aiarty Image Enhancer 公式サイト