総評
この記事の料金・機能は公式サイトの記載を2026年11月3日に確認したものです。当サイトで実際に使った検証はしていません。
Speechifyは、ニュース記事やPDF、電子書籍などの「すでにある文章」を音声で読み上げるテキスト読み上げアプリです。新しくナレーション音声を作るElevenLabsとは目的が異なり、自分が読むはずだった文章を耳で聞くための道具です。公式サイトでは、創業者が読字障害(ディスレクシア)であることが紹介されています。移動中や作業中に文章を聞きたい人、読むこと自体に負担を感じる人に向けたツールです。
料金(2026年11月3日に公式の料金ページで確認)
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 無料 | 0ドル | 最大1.5倍速、機械的な音声10種類、テキスト読み上げ機能のみ |
| Premium | 月払い29ドル/年払い139ドル | 最大5倍速、1,000種類以上の音声、60以上の言語、スキャンして聞く(Scan & Listen)、AI要約・チャット、Google Drive・Dropbox・OneDriveとの連携など |
料金ページは米ドル表示です。ナレーション制作向けの「Studio」と開発者向けのAPIは、別の料金ページで案内されています。最新の料金は公式の料金ページで確認してください。
得意なこと
- 長文記事・PDF・電子書籍を読み上げ、耳から内容を把握できる
- 再生速度を変えられる(無料は最大1.5倍速、Premiumは最大5倍速)
- 公式サイトによると、OCR(文字認識)で本や書類、画像の文字を読み取って音声にできる(Premiumの「Scan & Listen」)
- iPhone・iPad、Android、Chrome拡張、Edge拡張、Webアプリ、Mac、Windowsのアプリがある
過信は禁物な点
- 表やグラフ、図が多い資料は音声だけでは情報が欠落しやすい
- 耳で聞くだけだと、目で読むよりも記憶に残りにくい場面がある
- 日本語について、公式の日本語ページと料金ページは「60以上の言語に対応」と書いているが、確認したページでは日本語の音声が具体的に名指しされていなかった。日本語の資料を中心に使うなら、無料版で日本語の文章を読み上げられるかを確かめてから有料プランを検討する
- 専門用語や固有名詞の読み方・イントネーションは、読み上げツール全般で崩れることがある
向いている人
- ディスレクシアなど読むこと自体にハードルがある人
- 通勤・家事・運動中などに記事や資料を「ながら聴き」したい人
- 課題文献や参考資料の量が多い学生・研究者
使い方のコツ
- 最初は等倍速で聞き、内容に慣れてきたら少しずつ速度を上げていく
- 表や図が多い資料は音声だけに頼らず、要所は目視でも確認する
- 重要な文章は、読み上げと同時に目でも追うと内容を追いやすい
料金プランや対応言語・機能は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
よくある質問
Q. どんな資料でも読み上げられますか。 テキストが埋め込まれたPDFやWebページが基本です。紙の本やスキャンしただけの画像の文字は、公式サイトによるとPremiumの「Scan & Listen」(OCR)で読み取って読み上げられます。ただし文字認識はどのツールでも誤りが出ることがあり、図表の中の情報は音声だけでは伝わりにくいため、大事な箇所は目でも確かめてください。
Q. 読み上げで内容は頭に入りますか。 流し読みしたい資料や、通勤中に一度目を通しておきたい記事には向きます。一方、数式や表を追う必要がある資料、精読して判断する資料には向きません。「読む」の代替ではなく「読む前の下ごしらえ」と考えると期待を外しません。
Q. 日本語の読み上げには対応していますか。 公式サイトは「60以上の言語に対応」としていますが、確認したページでは日本語の音声が具体的に挙げられていませんでした(開発者向けAPIの資料には日本語が対応言語として載っています)。読み上げの品質は確認していないため、日本語の資料で使う場合は、無料版で自分の読みたい文章を試してから判断してください。